フィリピン人の出生証明書トラブル解消
出生証明書は戸籍と同じ
出生証明書の二重登録、姓名や記載項目の誤記、認知トラブルなど、フィリピンでは出生登録にまつわる問題が数えきれないほどあります。一番の問題はこれを取り繕う為に違法行為を行ってしまうことです。フィリピンには戸籍がないので出生証明書が戸籍の代わりとなるものなのです。出生証明書に不正や問題があると、子供は自分が本当は何者なのか分からなくなってしまいます。特に母親が周囲にそそのかされて、無謀な手段によって登録してしまうと問題が大きく発展してしまいます。
悪質な二重登録
出生証明書トラブルの中で最も大きな問題は二重登録です。二重登録は何らかの不正目的によって行われるものです。発覚した場合言い逃れができない犯罪行為です。二重登録された出生証明書は最初に登録したものが真正とされ、後から登録したものはブロックされ発行されません。これを解消する手続は出生登録をした民事登録局で行いますが、主なケースでは裁判による申立になり権限を有する行政官による裁決が必要となります。
名前や氏姓の訂正
ファーストネームがなかったり、「BABY BOY」、「BABY GIRL」となっていたり、訂正が必要だったり、またミドルネームやファミリーネームについても訂正が必要なケースは珍しくありません。これらの手続は出生登録をした民事登録局で行い、原則的には権限を有する行政官による簡易的決済により問題解消することになります。LRPではこういった出生証明書に関わる多種多様なトラブルを、短期間で解消できるサービスをご提供しています。